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[個人山行]  愛宕山・大杉谷作業道と水尾鶏すき 関西百名山シリーズNo.17Ⅵ 《山紀行826》

京都の西北にある愛宕山(924m)は火伏せの神が鎮座する霊峰である。山頂の神社は全国に約900社あると云われる愛宕神社の総本社。シリーズ6年目の愛宕登山は京都に久々の雪をもたらした寒い一日、空也滝から大杉谷作業道を登り、神明峠から水尾に下山するルートを取った。水尾ではお馴染の辻の家で柚子風呂と鶏すきを楽しんだ。

20140119愛宕山1
写真1: 空也滝にて
[個人山行]  愛宕山・大杉谷作業道と水尾鶏すき 関西百名山シリーズNo.17Ⅵ 《山紀行826》
平成26年1月19日(日)

京都の西北にある愛宕山(924m)は火伏せの神が鎮座する霊峰である。山頂の神社は全国に約900社あると云われる愛宕神社の総本社。シリーズ6年目の愛宕登山は京都に久々の雪をもたらした寒い一日、空也滝から大杉谷作業道を登り、神明峠から水尾に下山するルートを取った。水尾ではお馴染の辻の家で柚子風呂と鶏すきを楽しんだ。

【メンバー】 山本浩史L、辻野喜信、西田和美、小泉賀奈子、高橋秀治、大月祥宏、吉川彩、中村恵子、東野政行、船木佐織、清永いずみ(非会員)、 宇野裕美(同)、宇野加奈子(同)、関根啓史(同)、千田亜希子(同) 計15名
【行  程】 桂7:28-7:35阪急嵐山7:40=7:55清滝7:54~7:59清滝金鈴橋 8:11~8:50空也滝~9:47作業道分岐~10:29表参道出合~10:58社務所前11:11~11:19愛宕山~11:48愛宕三角点~12:18原分岐~13:04神明峠~13:30水尾つじの家16:40=16:58保津峡17:08-17:29京都18:49=19:11桂消防署前

【山データ】  晴れ 歩行距離12.5㎞ 5時間36分延登高 1,043m 延下降 873m 1座登頂
20140119愛宕山地図

天気予報では昨夜から雪が降る見込みだったが少し遅れて本格的に降りだしたのは6時過ぎからとなった。市街地で2㎝の積雪を記録したこの日、京都バスで着いた清滝は既にしっかり積っている。駐車場の前まで移動し出発準備を整えた。辻野さんにトップをお願いして雪の堂承川林道を歩き出した。梨ノ木谷と大杉谷が分岐する地点は月輪寺コースと大杉谷コースそれに空也滝の登山口となっている。月輪寺は直ぐに左岸の尾根に取り付き、大杉谷コースは右岸を高巻く。空也滝へは大杉谷を辿る。石段が整備され300mほど奥に入ると鳥居や参籠所のような建物もあり神聖な雰囲気がある。落差12mほどの滝は迫力があり平安時代中期の人、空也上人が滝行を行い霊場となった。

今日のミッション1は「空也滝からの登路をルートファインディング」とした。実は滝に達する前に左手に石段があり上に行くのはこれしかないとミッションをやる前から分かってしまった。手すりの付けられた急な石段を登り切ると道が途絶え淀んでしまった。上に続く谷を偵察に上がってみるとかなり急で踏み跡はなく、皆で登り続けるのは危険なので左側の尾根に取り付くと微かに登路らしきものがあり尾根に誘導した。皆が取り付くとロープまで用意されていてひと安心。それでも傾斜は急で木に掴まり這い上がり大杉谷登山道に到った。

大杉谷登山道はそのまま行くと月輪寺コースに合流し愛宕山直下に到る。今日は作業道を左に取り水尾分れ付近に乗り上がる予定だ。ミッション1の次のルートファインディングポイントはこの作業道の分岐を見つけることだ。大杉谷登山道は谷の右岸を高巻き水流を見ることはない。南の稜線から流れ込む大きく括れた谷の数を数え対岸に月輪寺の尾根の先端が見え出すともうすぐだ。奥に見えているのは愛宕山の辺りだろう。先頭を行く辻野さんはぴたりと分岐で立ち止まり此処だと作業道への入口を示した。分岐点の切株の上にやかんが置かれていた。道標の心算なのだろうか。

作業道に入って行くと直ぐに谷が二手に分かれる。そこで、「現在地は何処か」と問題を出した。分かりやすい地形なので地図の確認には持って来いの場所だった。右手の谷には登路は無く左手に進むと道は谷を離れトラバースしている。谷を詰めるにはた間伐材が谷に放置され、急斜面で歩き難そうなので作業道をそのまま進んだ。次の谷までトラバースしてしまうのではないかと思うくらい進んだ所で漸く折り返すように道が分岐し元の谷に復帰することができた。谷筋を登り前方に稜線が見えて来ると表参道が近い。

表参道に飛び出した処には大杉があり丁石地蔵と「31/40」の道標がある。水尾分れの直ぐ上で、休憩舎の屋根が見えていた。登山者行き交う表参道も今日は雪の所為か心なし人が少ないようだ。大勢に踏み固められ何時もならツルツルになっているが今日は新雪でアイゼンは必要ない。水尾分れから山頂までは直ぐのイメージがあるが結構長く標高差は200mほどある。総門(黒門)を入ると廃仏毀釈以前に存在していた白雲寺の境内、往時は堂塔伽藍が立派だったことだろう。社務所前でトイレ休憩とした。愛宕三角点で休憩を考えていたが雪が降り続き休憩できそうにないのでここで長めの休憩を取った。

最後の石段を上がると愛宕山(924m)山頂で愛宕神社が鎮座している。伊弉冉尊(いざなみのみこと)他四神が祀られ火伏せの神として崇められている。本殿を左に回り込むと若宮があり雷神、迦遇槌命(かぐつちのみこと)等火や雷の神様が祀られている。更にその奥に奥宮があり大国主命が祀られていた。若宮の絵馬には嘉永元年(1848)の年号が入り江戸時代の幕末動乱前の平穏な時代に奉納されたようだ。下山は門の脇から白髭神社を経由してジープ道を通り、愛宕三角点を目指すが辻野さんの提案で首無地蔵への道に入り直ぐに分岐して直登することにした。トレースは無く深さを増した新雪を踏み直下に近づく。最後の斜面は辻野さんが「突撃!」の采配を振り一斉に斜面に突進した。

三角点でも雪は降り続き景色はなし。予定していたミッション2:「沢山(516m)を山座同定」は断念した。船木さんのテンション上がりっぱなしで5mほどの急斜面を尻セードで下りて行った。そして「ビール!」という叫びに促され水尾“鶏すき”を目指し下山に掛った。竜ヶ岳への分岐を見送りジープ道を進むと積雪が20㎝はあろうかと思われる程になった。愛宕スキー場跡への分岐だ。嘗てケーブルカーが走っていた頃はさぞ賑ったことだろう。地蔵山への分岐を過ぎるとジープ道が原方向へ去って行く。ここからミッション3:「神明峠までの所要時間を予想」を行う。距離は2.1㎞、標高差は430mのほぼ一貫した下り最後は車道に出ると云う条件で38分から1時間10分の予想が出た。

木の幹にまで雪が纏わり付いた下山路を進むと送電鉄塔の辺りで亀岡盆地や牛松山、明智越えの山並を望むことができた。後から駈け下りて来るトレランの人達、もう少し山を楽しめばいいのになあと思いながら道を開けやり過ごした。峠のかなり手前で府道に出てしまい車道歩きで神明峠(400m)に達した。ミッションの結果は立ち止まり時間を除いて41分で山本の38分が最も近かった。府道を歩き水尾の集落に入って来ると道路沿いに柚子の木があり収穫されていない柚子が雪を被り寒そうだった。

13:30お待ちかねの辻の家に到着し、女性陣から順に柚子風呂に入り鶏すきで乾杯、今年何度目かの新年会を楽しんだ。保津峡駅まで送ってもらい、未だ呑み足りない一部の人々は京都駅に帰着後居酒屋へとなだれ込んだ。

【感想】 36期 辻野 喜信
久しぶりの関西百名山、思わぬ雪景色の中、先頭を歩かせてもらいありがとうございました。空也の滝からの道はもう少し沢に沿って登るのかと思いましたが、一気に大杉谷の道に出てしまいました。
大杉谷作業道は谷の分岐辺りから大きく迂回していました。以前は直登していました。ジープ道分岐から神明峠への下りの読図は難しかったです。でも途中の雪景色は良かったです。もちろん柚子風呂と鳥すきの新年会も。本当にありがとうございました。

【感 想】 40期 西田 和美
 今年も雪の愛宕に登ることができました。また一年、元気で山に行けそうです。水尾の里は雪景色で、収穫されず枝に残っている柚子にも白い雪が積もっていました。柚子の実が揃いの綿帽子を被っているようで、とても可愛らしかったです。楽しい一日をありがとうございました。

【感 想】 53期 吉川 彩
この日は家を出たところからすでに雪。さらさらの新雪を踏みしめながらの気持ちのよい登山。愛宕山頂へは先頭の辻野さんの号令で皆で踏み跡のない雪の中へダッシュ。柚子風呂後の鶏スキも美味しく、つじの家もアットホームで素敵なお店でした。また是非参加したいと思います。楽しい山行をありがとうございました。

【感 想】 54期 中村 惠子
初愛宕山でした。あのような雪の積もった山もはじめてでした。雪の山はとてもうつくしかったです。冷たい一日で、これも初アイゼンとなるかとおもいましたが、つけないでも新雪のためか歩きやすかったです。雪のため道のないところも、のぼりやすく、愛宕山の三角点をめざして雪の斜面をあがるときも全員で駆け上れて、楽しかったです。

【感 想】 非会員 清永 いずみ
前夜からの降雪で、予想以上の積雪を十二分に楽しんだ山行でした。南国生まれに加え、これまで雪と縁がなかった為、10cmを超える新雪を踏んだのはおそらく10数年ぶりだったと思います。童心に返り心躍るひと時でした。個人的課題は人数が多い時でも読図を心がけること。リーダーの山本さん、先頭を歩いて下さった辻野さん、一緒に歩いて下さった皆様、ありがとうございました。

20140119愛宕山2
写真2: 大杉谷作業道分岐にて

20140119愛宕山3

写真3: 愛宕神社の参道
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Genre : スポーツ 登山
プロフィール

kyotohira

Author:kyotohira
山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングから、アルプス縦走、沢登り、岩登り、植物観察、山スキー、トレイルランニングなどオールラウンドに楽しんでいます。

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