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[個人山行]南アルプス荒川三山記録

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3:30起床、すぐに下に降りて混まないうちにお湯を沸かして朝食を取り、それから片付けパッキングの後出発。
小屋の人の話では、夜中に星が出ていたそうで、少し天気に期待を持ったりした。
ガスも段々晴れてきて、中岳では富士山が見えた。結局、振り返ってみると山頂の展望はここだけだった。
気分良く荒川小屋へ下り、水くみ、洗面など、ゆっくり休憩をとった。
富士山も見えてとても心地良かったのだけれど、長くは続かなかった。
2014.08.12夜〜16
【メンバー】
加藤一子、 矢田綾子(非会員)
【タイム】
8/13椹島着 15:30(テント泊)
8/14椹島4:18→滝見橋4:34→小石下6:51→清水平8:15→千枚小屋11:02〜11:31→千枚岳12:28〜12:38→悪沢岳14:36→中岳避難小屋16:04(小屋泊)
8/15中岳避難小屋5:04→中岳5:08〜5:18→前岳5:34→荒川小屋6:34〜7:32→大聖寺平8:11→小赤石岳9:33→赤石分岐9:48→赤石岳10:11→赤石分岐10:32→富士見平12:21→赤石小屋13:06(テント泊)
8/16赤石小屋5:25→赤石岳登山口8:44→椹島8:54
【記録】
12日、13日 晴れ しずてつジャストラインの高速バスと静岡からは同じくしずてつジャストラインの南アルプス登山バス(\3,100)、畑薙第一ダム臨時駐車場からは東海フォレストの送迎バスに乗り換え、やっとの事で椹島に着いた。臨時駐車場では登山計画書の提出と山小屋で使用できる3千円券を購入しないと送迎バスに乗せて貰えない。下山後も同じく送迎バスに乗せて貰うには小屋に宿泊した際の領収書が必要なので、一泊は小屋泊まりにしなくてはならない。
 椹島に着くと先ず並んで宿泊の申し込みをした。テント泊は一泊1,000円。テントに付けるナンバーカードを貰ってテン場へ向かう。雨が続いた為に地面は水を含んでいたが、草の上なのでまだマシだった。テン場は広々として、木製のテーブルとイスや炊事棟もあり、心地よい所だった。夕食は外で作って食べ、翌日に備えて早めの就寝とした。
 14日 曇のち雨 2:30起床。本日中に中岳避難小屋か荒川小屋まで進んでおきたいと思い、早めに出発した。テン場からは、少し山道を歩いて道路に抜け滝見橋までは林道歩き、再び山道に入り金属板で足場を作ってある所を過ぎ、吊り橋を渡った。その後鉄塔を二カ所通過し小石下まで来ると雨がポツポツと降ってきた。ベンチがあってちょうど良いので雨具を付けた。そのうち止むかと思っていたが結局一日中雨具を脱ぐことは無かった。清水平の水場で手にすくって水を飲んだ。見晴台かと思われる場所ではガスで何も見えなかった。森の中を暫く歩いていると、右手下に駒鳥池が見えた。千枚小屋までもう一息。小屋の回りはお花畑が沢山あり、その向こうが小屋だった。新しくとても綺麗な小屋で、一泊するならここにしようと思っていたが、翌日も天気回復の見込みがなさそうなので、やはりもう少し稼いでおこうと中岳避難小屋に向けて再び歩き出した。森林限界を超えると雨脚がきつくなった気がした。千枚岳も雨で展望無し。下りは細尾根の岩場で翌朝暗いうちの通過でなくて良かったと思った。丸山は緩い上りで淡々と同じペースで。展望は無し。ずっと雨。悪沢岳も展望無し。コルまでずいぶん下り、中岳避難小屋までは本日最後の上り。疲れていて長いこと。16時頃、雨が降りしきる中やっとの事で中岳避難小屋に到着。中はとても混雑していて、宿泊の申し込みもなかなかさせて貰えない。やっと申し込みをして順番を待って二階の寝る場所に案内して貰った。最後に着いたので、一番端っこの階段の側だとか。夕食を作るのも順番待ちで、混雑した中で何とか済ませた。夜は、隣のおじさんが一晩中無呼吸症候群の様ないびきをかいて、煩くて全然眠れなかった。
15日 曇のち晴れのち雨(強風)のち晴れ 3:30起床、すぐに下に降りて混まないうちにお湯を沸かして朝食を取り、それから片付けパッキングの後出発。小屋の人の話では、夜中に星が出ていたそうで、少し天気に期待を持ったりした。ガスも段々晴れてきて、中岳では富士山が見えた。結局、振り返ってみると山頂の展望はここだけだった。気分良く荒川小屋へ下り、水くみ、洗面など、ゆっくり休憩をとった。富士山も見えてとても心地良かったのだけれど、長くは続かなかった。昼前から明日にかけて強風になると聞いたとおり、歩き出してまもなく雨が降り始め、風の中で飛ばされない様に急いで雨具を着た。風はどんどん強くなり、時々立ち止まりながらの前進となった。このときばかりは重い荷物が助けになったと思う。大聖寺平あたりで、トランスジャパンアルプスレースの選手らしき女性が追い越していった。強風の中を颯爽と上っていった。小赤石岳ももちろん展望無し。水分補給と行動食を少し食べ、また強風に向かう。赤石岳ピークは諦めて分岐から下山かと考えていると、赤石岳避難小屋から来たパーティーに会う。私のザックカバーが風でめくれていたのを丁寧に直してくれて、赤石岳山頂まではすぐだから何とか行けると背中を押してくれた。分岐でザックはデポせずに、重しになるのでやっぱり担いでいこう。歩いていて人に会うと少しホッとする。やっとの思いで山頂に着くと、急いで三角点にタッチ、証拠写真を撮り、長居は出来ず避難小屋もガスの中で確認できないままそそくさと下山した。分岐までの下りで、レースのゼッケン1番松浦選手に遭遇した。少し言葉を交わした後、「どうぞ」と言うと、逆にこちらが道を譲られた。爽やかでとても好感度だった。分岐まで戻り、水分補給と行動食をとる。雨と風で落ち着かず、程々に出発。水場の休憩所らしき所で、再び行動食と水分補給。やっと落ち着けたのは、富士見平だった。展望は無かったけれど、雨も止み、風もましだったのでザックを下ろしてホッと一息した。赤石小屋まで下るとずいぶん天気も穏やかになり、テント設営、濡れた物を乾かしながら小屋の前でラーメンとビールの昼食をとる。午前中の事が嘘のようなゆったりと楽しい一時である。
16日 曇のち雨のち晴れ 夜半から雨が降る予報らしいと聞いていたので、雨の中のテント撤収を覚悟して寝た。やはり、明け方近くから雨が降りだし、テントの中でパッキングして外に出るとなんと雨は止んでいた。テント撤収後小屋の前に行くと、たまたま小屋の女性が外に出ていたので、下山ルートの事、お天気の事を聞き、カメラのシャッターを押して貰って出発した。歩いているとまた雨が降ってきた。雨のためどろどろの道を下山、最後は急斜面をジグザグに切った登山道がとても長くてウンザリした。このコースは、上りには使いたくないと思った。最後に長い金属製の階段を降り、道路へ出た。再び山道に入り、少し下って椹島に到着した。椹島ロッジでは、昼間はお風呂を汲んでいないのでシャワーのみだが、四日間の汗を流し、13:30の送迎バスの発車時刻までゆっくり過ごした。雨も止み心地良い風が吹いていた。バスを待っている間、山で出会った人達と強風の赤石岳の事や中岳避難小屋の事で話が盛り上がった。送迎バスは事前申し込みの時に渡された番号札の順に乗り込みガタガタの道を畑薙ダムへ向かった。ダムからは1日1本のしずてつジャストラインのバスに乗り換え、静岡まで。バスに乗っていると、レースの選手が何人か走っているのが見えた。静岡からは新幹線で帰った。
 朝パッキング中、行動食のパウンドケーキに3重のビニール袋とともに丸い穴が開いているのを発見した。夜中にテントに入って来た不届き物はどんな奴だと気持ち悪くなっていたのだが、帰宅してからテントを干していると、なんとテントの底の端っこの方に同じ様に丸い穴が開いていた。犯人は一撃でテント(分厚い所)、ビニール3重とパウンドケーキに食らいついた模様である。

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kyotohira

Author:kyotohira
山好きの社会人で構成された山岳会です。近郊ハイキングから、アルプス縦走、沢登り、岩登り、植物観察、山スキー、トレイルランニングなどオールラウンドに楽しんでいます。

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